音楽理論まとめ 第8回 「和音」

「和音」の定義と、和音の種類のまとめです。

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【和音=コード】 旋律を支え、音楽を色付けする役割。音階の音を主体に3つ以上の音を3度で重ねる。長短3度の組み合わせで和音の種類が決まり、それを記号化した「コードネーム」によって表記される。例:ドミソ=長3度+短3度=長三和音=C(M)シーメイジャー。

【和音の種類とコードネーム】①三和音=triad chrod
(3度種類=種類和名=表記=実例)
長3+短3=長三和音=C(M)=ドミソ
短3+長3=短三和音=Cm=ドミ♭ソ
短3+短3=減三和音=Cdim=ドミ♭ソ♭
長3+長3=増三和音=Caug=ドミソ♯

【和音の種類とコードネーム】②4和音=7th chrod
(表記=種類和名=3度種類=実例)
CM7=長七和音=長+短+長=ドミソシ
Cm7=短七和音=短+長+短=ドミ♭ソシ♭
C7 =属七和音=長+短+短=ドミソシ♭ 
Cm7-5=短五短七=短+短+長=ドミ♭ソ♭シ♭
Cdim7=減七和音=短+短+短=ドミ♭ソ♭シbb
Caug7=増七和音=長+長+長=ドミソ♯シ
CmM7=短三長七=短+長+長=ドミ♭ソシ

音楽理論まとめ 第7回 「音階&調」

音階、調の概念と羅列です。

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【音階=スケール】
音を音高により昇順あるいは降順にならべたもの。(wikipedia)
「音の階段」。隣の音との高さの違いにより[全音]と[半音]の幅ができる。この組み合わせの違いで色々な種類の音階ができる。音階を色々な並びで繋げることで旋律(メロディー)ができる。

【音階の種類】ド・ラが主音の場合
長音階  :ドレミファソラシド
自然短音階:ラシドレミファソラ
和声短音階:ラシドレミファソ♯ラ
旋律短音階:ラシドレミファ♯ソ♯ラ
半音音階 :ドド♯レレ♯…シド
全音音階 :ドレミファ♯ソ♯ラ♯(シ♭)ド
他に教会旋法=モード

【教会旋法=モード】
①8世紀頃から音階よりも先に「教会旋法」が存在した。現在では「モード」として当時の用法・名称を改めたものが使われている。使用法は①アドリブの際にあるコードに当てはめることができるスケールとして。②モード自体を主体にして旋律・和声付けする用法。続

【教会旋法=モード】②モードの種類 レミファソラシドレ:ドリアン
ミファソラシドレミ:フリジアン
ファソラシドレミファ:リディアン
ソラシドレミファソ:ミクソリディアン
ラシドレミファソラ:エオリアン
シドレミファソラシ:ロクリアン
ドレミファソラシド:アイオニアン

【調=キー】
12音のそれぞれを主音とした音階・和音を使うことで色々な高さの音楽が生まれる。
これを調といい、レが主音の長音階ならニ長調=Dメジャーキー、ファ♯の短音階なら嬰ヘ短調=F♯マイナーキー。他の調に移動することを「移調」という。カラオケの「キー変」がそれ。