音楽理論まとめ 第4回 「基本用語の解説」
基本的な用語の解説です。
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【楽譜】
五線譜:一般的。
譜 表:音部記号が記された五線。
大譜表:ピアノ譜など、ト音・ヘ音記号の2段。
総 譜:スコア。合唱・オケなど多数パートが表記。略式はコンデンススコア。
一線譜:明確な音高が無い打楽器用。
タブ譜:タブラチュア。ギターなどの運指を表記。
【音部記号】五線で色々な高さの音を記すための記号
ト音記号:gソ音を表記。高音部(ヴァイオリン)譜表
ヘ音記号:fファ音を表記。バリトン、低音部(バス)譜表
ハ音記号:cド音を表記。ソプラノ、メゾソプラノ、アルト、テノール譜表
*ト音(和名)=g音(英名)=ソ(伊名)
【音名】
[音の名称]絶対的な音の高さを表す。「固定ド」の読み方。例えばドレミの歌を歌う時、キーC=ハ長調では音名読みも階名読みも「ドレミードミードミー」。キーG=ト長調では階名読みはドを主音Gに移動し「ドレミー…」、音名読みはドを固定して「ソラシーソシーソシー」。
[音の名称]絶対的な音の高さを表す。「固定ド」の読み方。例えばドレミの歌を歌う時、キーC=ハ長調では音名読みも階名読みも「ドレミードミードミー」。キーG=ト長調では階名読みはドを主音Gに移動し「ドレミー…」、音名読みはドを固定して「ソラシーソシーソシー」。
【階名】
[音階での名称]調=キーによって相対的に変わる。「移動ド」の読み方。例えばキーF=ヘ長調の時、主音になる音はF音ファで、これを「ド」に読み替え音階全部を移動する。するとどの調でも「ドレミ~」と呼称を変えずに歌える。階名唱法を「ソルミゼーション」という。
[音階での名称]調=キーによって相対的に変わる。「移動ド」の読み方。例えばキーF=ヘ長調の時、主音になる音はF音ファで、これを「ド」に読み替え音階全部を移動する。するとどの調でも「ドレミ~」と呼称を変えずに歌える。階名唱法を「ソルミゼーション」という。
【各国の音名】
和:ハニホヘトイロハ
英:CDEFGABC
独:Cツェー Dデー Eエー Fエフ Gゲー Aアー Hハー C
伊:Do Re Mi Fa So La Si Do
「ドレミ」は伊語なので音名もドレミ。その他各国にそれぞれの言語で音名がある。
【各国の階名】
移動ドの階名唱法を考案したのは伊人で、それが各国に広まった経緯があるので各国で移動ドで読譜する際は大体「ドレミ…」が使用される。日本では階名だけでなく音名を読む際も自国のハニホ…は滅多に使わず伊語か独語。独語を使うのは独人と日本のクラシックの人間だけ。